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市民、暴力、権力、その所有をめぐる映画祭

1F ホール

2023.3.284.9

  • お問い合せ:太秦株式会社 TEL:03-5367-6073
  • 上映期間:2023年3月28日(火)~4月9日(日)
  • 休映日:2023年4月3日(月)

■上映作品

『私たちの青春、台湾』
『暴力をめぐる対話』
『これは君の闘争だ』
上映スケジュールはこちらをご覧ください。

■料金
●当日券(座席指定券)各作品共通
○ 一般 1,800円
○ 学生(大学・専門学校生)、高校生 1,500円
○ 中学生以下(3歳以上)、シニア(60歳以上)、障害者手帳をお持ちの方(介護者2名まで) 1,200円
※3歳未満のお子様に座席が必要な場合は料金(中学生以下)をいただきます。(保護者のお膝の上でのご鑑賞の場合は無料)

各種割引: 以下の方は当日料金が割引になります。
○ 当館で開催の展覧会、映画の半券提示(半券1枚につき一回の割引) 1,500円
○ 当館年間パスポート提示(同伴者1名まで) 1,500円
○(公財)東京都歴史文化財団が管理する施設の友の会会員証・年間パスポート提示 1,500円
○ MIカード(三越伊勢丹グループのクレジットカード)およびMIカードプラス[但し、MIカード(スタンダード)を除く。]提示 1,500円
○ JRE CARD(クレジットカード)提示 1,500円
○ 夫婦50割引(どちらかが50歳以上でお二人揃ってご購入の場合) 2人で 2,400円
○ 当館が発行する映画優待割引券(支援会員)提示 1,500円
※各種割引をご利用の際は証明書をご提示ください。

・全席指定
・各回定員入替制/立ち見不可/事前予約不可
・ご鑑賞当日午前10:00より、その日の全ての上映回について受付を開始いたします。
・満席の場合、ご入場をお断りいたしますので、予めご了承ください。
・開場は各上映開始時間の10分前を予定しています。


■上映作品
『私たちの青春、台湾』
© 7th Day Film All rights reserved
© 7th Day Film All rights reserved

台湾ひまわり運動のリーダー、人気ブロガーの中国人留学生、そしてドキュメンタリー映画の監督の私が台湾、香港、中国でみつけた“私たち”の未来への記録――
2011年、監督の傅楡(フー・ユー)は魅力的な二人の大学生と出会った。
台湾学生運動の中心人物・陳為廷(チェン・ウェイティン)、台湾の社会運動に参加する人気ブロガーの中国人留学生・蔡博芸(ツァイ・ボーイー)。やがて陳為廷は仲間の林飛帆(リン・フェイファン)と共に立法院に突入し、ひまわり運動のリーダーになった。“民主”が台湾でどのように行われているのか伝えたいと蔡博芸が書いたブログは、書籍化され大陸でも刊行される人気ぶりだ。
彼らが最前線に突き進むのを見ながら、「社会運動が世界を変えるかもしれない」という期待が、監督の傅楡の胸いっぱいに広がっていた。
しかし、彼らの運命はひまわり運動後、失速していく。ひまわり運動を経て、立法院補欠選挙に出馬した陳為廷は過去のスキャンダルで撤退を表明。台湾にある淡江大学の学生会長選に出馬した蔡博芸は、国籍を理由に不当な扱いを受け、正当な選挙すら出来ずに敗北する。
それは監督の私が求めていた未来ではなかったが、その失意は私自身が自己と向き合うきっかけとなっていく――。

台湾という息吹の中で、ともに未来を描き、迷い、空っぽになり、ともに理想を求めもがく、“私たち”の青春の物語は、何を問いかけてくるのか。

監督:傅楡(フー・ユー)
出演:陳為廷(チェン・ウェイティン)、蔡博芸(ツァイ・ボーイー)
製作・出品:七日印象電影有限公司 7th Day Film
プロデューサー:洪廷儀(ホン・ティンイー)
主題歌:《我們深愛的青春 Our Beloved Youth》
詞/曲/演唱:楊彝安(ヤン・イーアン)
原題:我們的青春,在台灣-Our Youth In Taiwan
後援:台北経済文化代表処台湾文化センター
日本語字幕:吉川龍生
台湾語協力:劉怡臻
提供・配給・宣伝:太秦
2017年/台湾/カラー/DCP/5.1ch/116分

『私たちの青春、台湾』公式HPはこちら→http://ouryouthintw.com/


『暴力をめぐる対話』
© Le Bureau - Jour2Fête – 2020
© Le Bureau - Jour2Fête – 2020

政権への抗議デモと対峙する警官は、なぜ「暴力」を振りかざしたのか。
市民が撮影した現場映像を集積し、当事者、有識者ほか24人が徹底対話。公権力への疑問を投げかける。
地方都市から瞬く間にフランス全土へ広がり、マクロン政権に異を唱え立ち上がった市民活動”黄色いベスト運動”。燃料価格、生活費高騰による社会的不平等に対する怒りと不満が高まるにつれ抗議はときに破壊行為へと激化し、2019年3月16日にはパリで200人以上が警察に拘束された。
監督のダヴィッド・デュフレーヌは、警官による暴力行為を市民がTwitterに投稿・報告する“Allo Place Beauvau”をWEB上で管理する中で、多くのデモが抑圧の対象となり、死傷者を生む凄惨な武力鎮圧の増大を目の当たりにする。はたしてその「暴力」は正当な行為と呼べるものだったのか。

いまも世界中の国々で警察と市民の衝突から血が流れる事件が起きている。民主主義国家の存続をかけた重要な問題に対して、本作は傷を負った市民や警察関係組織、弁護士、社会学者、心理セラピストほか24名にデモの現場を映した数多の記録映像を提示して、対話を促し、疑問を語り合いながら、正義と呼ばれる「暴力」の原因と結果を考究していく。

監督:ダヴィッド・デュフレーヌ
撮影監督:エドモン・カレール
音声:クレモン・ディジュー
映像編集:フロラン・マンジョ
音声編集:テオ・セロール
ミキシング:ロール・アルト
カラーコレクション:ジュリアン・ブランシュ
プロダクション・マネージャー:ガブリエル・ジュエル
アソシエート・プロデューサー:ヴァンサン・ガデル
制作総指揮:ベルトラン・フェーヴル(LE BUREAU)
共同製作:JOUR2FETE
配給・宣伝:太秦
2020年/フランス/ドキュメンタリー/DCP/93分

『暴力をめぐる対話』公式HPはこちら→http://bouryoku-taiwa2022.com/


『これは君の闘争だ』
©UZUMASA Inc.

高校生たちの言葉で紡ぐ、青春群像ドキュメンタリー!
初の極右政権成立にゆれるブラジル社会。これは“わたし“の闘争だ。
2013年6月、ブラジル・サンパウロの路上で公共交通料金賃上げに対する大規模な抗議デモが起きた。初めはバス料金20セントに対する要求だったものが、次第に政治に対する深い嫌悪感のなかで、物価上昇や重税、LGBTQ+や女性の権利、人種差別など、様々な問題に対する抗議へと広がっていった。そして2015年10月、サンパウロの高校生たちが公立学校の予算削減案に抗して自らの学校を占拠し始めた。この運動はブラジル全土を巻き込み、翌月には200以上の学校が占領されるまで発展、ブラジル社会で高校生たちによる大きな変革が起きようとしていた。

監督・脚本:エリザ・カパイ
撮影:エリザ・カパイ、ブルーノ・ミランダ
編集:エリザ・カパイ、ユリ・アマラウ
音楽:Décio 7
ナレーション:ルーカス・“コカ”・ペンチアド、マルセラ・ジェズス、ナヤラ・スーザ
音響:Confraria de Sons & Cigars
プロデューサー:アリアナ・ジェネスカ
配給:太秦
2019年/ブラジル/ドキュメンタリー/HD/16:9/93分

『これは君の闘争だ』公式HPはこちら→https://toso-brazil.jp/

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