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国際シンポジウム「写真美術館はなぜ、必要か?」

東京都写真美術館の総合開館20周年を記念した事業として、日本における写真文化のセンター的役割を果たすとともに、国際的な交流の拠点となるべく、各国の写真関係者を招聘し、国際シンポジウムを開催します。写真に関わるキュレーター、研究者との交流を通して、わが国の写真文化の向上、普及に寄与することを目的としています。

日時 2016年11月23日(水・祝)13:00~18:00
場所 東京都写真美術館1階ホール

内容 
写真作品を所蔵するアメリカ、イタリア、アジア等の美術館からキュレーターを招き、「写真美術館はなぜ、必要か?(Why Are Photography Museumes Necessary ?)」をテーマに討論を行う。 1940年、ニューヨーク近代美術館に写真部門が設立され、日本でも80年代後半から、川崎市市民ミュージアム、横浜美術館、当館など写真部門を持つ美術館が設立された。現在では、美術館が写真作品を扱うことは当たり前となり、作品の形態も多様化している。今、改めて美術館における写真作品のあり方を考え、写真表現の未来を展望する。

登壇者(予定) 
サンドラ・フィリップス(アメリカ、サンフランシスコ近代美術館シニア・キュレーター)
フィリッポ・マッジア(イタリア、モデナ写真財団ディレクター)
キム・スンヒ(韓国、大邱市立美術館館長)
ジュディ・アニア(オーストラリア、ニューサウスウェールズ州立美術館シニア・キュレーター)
顧錚(中国、写真家/復旦大学教授)
司会 笠原美智子(東京都写真美術館事業企画課長)

主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館