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A.W. A Portrait of Apichatpong Weerasethakul (2018) directed by Connor Jessup

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A.W.アピチャッポンの素顔

アピチャッポン・ウィーラセタクン監督『MEMORIA メモリア』公開記念

1F ホール

2022.3.153.21・祝

  • 公式ホームページ → https://www.awportrait.net

  • お問い合せ:トモ・スズキ・ジャパン TEL:090-8819-4675
  • 上映期間:2022年3月15日(火)~3月21日(月・祝)
  • 休映日:2022年3月19日(土)

■上映作品
『A.W.アピチャッポンの素顔』

■上映時間
13:20、14:40、16:00、18:00、19:20

■料金:1,300円均一
●前売券
販売窓口:ライブポケット 2022年2月12日(土)午前10時より販売
※前売券は電子チケットのみの取り扱いとなります。
※前売券が指定の枚数に達した場合、当日券の販売はございません。

●各種割引:当日券を販売の場合、 以下の方は料金が割引になります。※前売券には適用されません。
○ 当館で開催の展覧会、映画の半券提示(半券1枚につき一回の割引) 1,000円
○ 当館年間パスポート提示(同伴者1名まで) 1,000円
○ 当館が発行する映画優待割引券(支援会員)提示 1,000円
※各種割引をご利用の際は証明書をご提示ください。

・全席指定/各回定員入替制/立ち見不可
・ご鑑賞当日午前10:00より、その日の上映回について受付を開始いたします。
・満席の場合、ご入場をお断りいたしますので、予めご了承ください。
・開場は各上映開始時間の10分前を予定しています。


アートと映画の両分野で活躍するタイのアピチャッポン・ウィーラセタクン。映像やインスタレーション、写真などの作品は、東京都写真美術館や東京都現代美術館、広島市現代美術館という日本の公立美術館にも収蔵されている。東京都写真美術館の総合開館20周年記念として、2016年に開催された個展「アピチャッポン・ウィーラセタクン 亡霊たち」を体験したファンも多いだろう。
映画監督としては、前作『光りの墓』(2015年)より6年を経て、新作『MEMORIA メモリア』を発表。2021年「カンヌ国際映画祭」で世界初公開され、審査員賞が授与された。
2022年3月に満を持して日本公開される新作『MEMORIA メモリア』の公開記念として、同作の準備に勤しむアピチャッポンに密着したドキュメンタリー映画『A.W.アピチャッポンの素顔』をアンコール上映する。
アピチャッポン監督『MEMORIA メモリア』の謎を解くヒントが、ここにあるかも知れない。
※当館ホールでは、『MEMORIA メモリア』の上映予定はございません。

■上映作品
『A.W.アピチャッポンの素顔』
A.W. A Portrait of Apichatpong Weerasethakul (2018) directed by Connor Jessup
A.W. A Portrait of Apichatpong Weerasethakul (2018) directed by Connor Jessup

英国の女優、ティルダ・スウィントンを主役に抜擢し、2019年8月より撮影開始した映画『MEMORIA メモリア』を準備するため、南米、コロンビアに渡ったアピチャッポン・ウィーラセタクン。彼に密着したのが、カナダの俳優、コナー・ジェサップだった。人気ドラマの子役としてデビューして以来、数々の映画やTVに出演している。映画通としても知られ、映画評論家としても活動するほか、映画監督やプロデューサー、脚本家の顔も持つ。そんなジェサップが、友人でもあるアピチャッポン・ウィーラセタクンとコロンビアを旅しながら、アピチャッポン監督の次回作『MEMORIA メモリア』について語ったドキュメンタリーが本作である。

2019年7月に東京都写真美術館ホールにて日本初公開。人気につき、2019年11月に再映。
2021年アピチャッポン『MEMORIA メモリア』が「カンヌ国際映画祭」審査員賞を受賞し、2022年3月4日より日本公開となるのを記念して、その制作秘話が詰め込まれた本作『A.W.アピチャッポンの素顔』を特別にアンコール上映する。

原題:A.W. A Portrait of Apichatpong Weerasethakul
2018年/カナダ/カラー/DCP/47分/英語・日本語字幕
出演:アピチャッポン・ウィーラセタクン、コナー・ジェサップ


A.W. A Portrait of Apichatpong Weerasethakul (2018) directed by Connor Jessup

アピチャッポン・ウィーラセタクン
1970年バンコク生まれ。1999年、自由な映画制作を標榜するプロダクション、キック・ザ・マシーン・フィルムズを設立。2000年に初の長編映画『真昼の不思議な物体』完成。2002年『ブリスフリー・ユアーズ』が「カンヌ国際映画祭」ある視点賞を受賞。2004年『トロピカル・マラディ』が「カンヌ国際映画祭」コンペティション部門で審査員賞。2010年には『ブンミおじさんの森』が「カンヌ国際映画祭」でタイ映画史上初のパルム・ドール(最高賞)受賞を果たす。
現代アートの領域でも世界的に活躍。映画『ブンミおじさんの森』(2010年)と同一プロジェクトとして制作した映像インスタレーション「プリミティブ」(2009年)は、ドイツ・ミュンヘンのハウス・デア・クンストを皮切りに、パリ市近代美術館、N.Yのニューミュージアムでも展示された。ほか、タイの写真家・美術家、チャイ シリと協働で、2012年「ドクメンタ13」に出展、2013年「シャルジャ・ビエンナーレ」で金賞(最高賞)を受賞。フランス文化勲章シュバリエ勲章、オランダ外務省のプリンス・クラウス賞、タイ王国文化省のシラパートン芸術賞など受賞多数。

A.W. A Portrait of Apichatpong Weerasethakul (2018) directed by Connor Jessup

コナー・ジェサップ
1994年カナダ生まれ。子役としてデビューして以来、キャリアを積み、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮の人気TVドラマシリーズ『フォーリング・スカイズ』にも出演。スティーヴン・ダン監督『さよなら、ぼくのモンスター』(2015年)では主役をつとめた。映画通としても知られ、映画評論家としても活動するほか、映画監督や製作総指揮(エグゼクティブプロデューサー)、原案や脚本で関与した作品も少なくない。
監督したドキュメンタリー『A.W. アピチャッポンの素顔』(2018年)は、Criterionで配信中。日本語字幕版は東京都写真美術館ホールで上映。

関連イベント

アピチャッポン・ウィーラセタクン × ヴィヴィアン佐藤 カジュアルトーク
2022年3月20日(日) 16:00の回上映後  終了致しました
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の新作『MEMORIA メモリア』撮影前の思い出や新作への思いなどを、旧知の仲であるヴィヴィアン佐藤氏とカジュアルな対談を行います。

■ゲスト
アピチャッポン・ウィーラセタクン(映画監督/美術家)
ヴィヴィアン佐藤(非建築家/美術家/ドラァグクイーン)

※ご参加は、3月20日(日)16:00の回のチケットをお持ちの方が対象です。前売券が指定の枚数に達した場合、当日券の販売はございません。>前売券完売のため、当日券の販売はございません。
※本上映は、16:50頃終了を予定しております。準備が整い次第、舞台挨拶を開始いたします。
※カジュアルトークのみご参加の方は、3月20日(日)16:00の回のチケットをお持ちのうえ、16:50までにホール受付へお越しください。
※事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。