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©講談社2018
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2022年 願いを込めて再び上映 

東京裁判

4Kデジタルリマスター版

1F ホール

2022.7.57.10

  • お問い合せ:太秦株式会社 TEL:03-5367-6073
  • 上映期間:2022年7月5日(火)~7月10日(日)

■上映スケジュール
13:00(1日1回のみ)
※前半(135分)と後半(142分)の間に、10分間の休憩を予定しております。

■料金
●前売特別鑑賞券 2,000円
前売特別鑑賞券をご購入の方に、ポストカードをプレゼント(数量限定)
【販売窓口】
・東京都写真美術館1階受付 ※休館日にご注意ください。 前売券の販売は終了いたしました。
・有隣堂アトレ恵比寿店 前売券の販売は終了いたしました。

●当日券(座席指定券)
○ 一般 2,500円
○ シニア(60歳以上) 1,900円
○ 学生(大学・専門学校生) 1,700円
○ 高校生 1,200円
○ 障害者手帳をお持ちの方(介護者2名まで)1,100円
○ 中学生以下(3歳以上)1,000円
※3歳未満のお子様に座席が必要な場合は料金(中学生以下)をいただきます。(保護者のお膝の上でのご鑑賞の場合は無料)

各種割引: 以下の方は当日料金が割引になります。
○ 当館で開催の展覧会、映画の半券提示(半券1枚につき一回の割引) 2,000円
○ 当館年間パスポート提示(同伴者1名まで) 2,000円
○(公財)東京都歴史文化財団が管理する施設の友の会会員証・年間パスポート提示 2,000円
○ MIカード(三越伊勢丹グループのクレジットカード)およびMIカードプラス[但し、MIカード(スタンダード)を除く。]提示 2,000円
○ JRE CARD(クレジットカード)提示 2,000円
○ 夫婦50割引(どちらかが50歳以上でお二人揃ってご購入の場合) 2人で 2,400円
○ 当館が発行する映画優待割引券(支援会員)提示 2,000円
※各種割引をご利用の際は証明書をご提示ください。

・全席指定
・各回定員入替制/立ち見不可/事前予約不可
・ご鑑賞当日午前10:00より、当日券の販売および座席指定券の引き換えを開始いたします。
・満席の場合、ご入場をお断りいたしますので、予めご了承ください。
・開場は各上映開始時間の10分前を予定しています。


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君は知っているか
敗戦の虚脱と混乱を、そして平和到来の歓喜を
昭和から平成を超え、令和に問いかけてくる、何を裁き、何が裁かれなかったのかを

『人間の條件』『切腹』の巨匠 小林正樹監督が、自らの戦争体験をもとに鎮魂の祈りを込めて綴った4時間37分
4Kデジタルリマスター版で鮮やかに蘇る

1945年8月に降伏した日本の戦後の運命を決定づけた極東国際軍事裁判の全貌を描いた、堂々4時間37分の長編ドキュメンタリー映画『東京裁判』は1983年6月4日に公開された。
そもそもはアメリカ国防総省が撮影していた50万フィートに及ぶ膨大な裁判記録のフィルムが1973年に公開されたことで、日本の講談社がこれを基に創立70周年記念事業とした記録映画を企画。
監督に要請された小林正樹は、それまで『壁あつき部屋』(1956年)や『黒い河』(1957年)、『人間の條件』六部作(1959年~1961年)、『日本の青春』(1969年)と戦争の非を訴え続け、実は東京裁判を題材にした劇映画を企画したこともある世界に名だたる反骨の名匠だが、ここでも5年の歳月をかけて1本1本のフィルムを吟味し、さらに国内外のニュース映像なども調査して、およそ130時間分の素材をピックアップ。そこから脚本を作りながら適応するフィルムをあたり、また脚本を直すという、気が遠くなるような作業を繰り返し、そこに客観的視点と多角的分析まで施しながら「時代の証言者」としての“映画”を完成させていった。
単に裁判の記録といった域を越え、日本の軍国主義の歩みと激動の世界情勢を照らし合わせながら1983年当時の日本人に人類がもたらす最大の愚行「戦争」の本質を巧みに訴え得た本作は、第35回ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞をはじめ国の内外で絶賛された。


総プロデューサー:足澤禎吉、須藤 博/エグゼクティブプロデューサー:杉山捷三(講談社)
プロデューサー:荒木正也(博報堂)、安武 龍
原案:稲垣 俊/脚本:小林正樹、小笠原 清(CINEA-1)
編集:浦岡敬一(CINEA-1)/編集助手:津本悦子、吉岡 聡、佐藤康雄
録音:西崎英雄(CINEA-1)/録音助手:浦田和治/音響効果:本間 明/効果助手:安藤邦男
資料撮影:奥村祐治(CINEA-1)/撮影助手:北村徳男、瓜生敏彦/ネガ編集:南 とめ/ネガ編助手:大橋富代
タイトル美術:日映美術/現像:東洋現像所/録音:アオイスタジオ/協力:博報堂
史実考査:一橋大学教授 細谷千博(現代史)、神戸大学教授 安藤仁介(国際法)
翻訳監修:山崎剛太郎/監督補佐:小笠原 清/助監督:戸井田克彦/製作進行:光森忠勝
ナレーター:佐藤 慶
音楽:武満 徹/指揮:田中信昭/演奏:東京コンサーツ
監督:小林正樹

デジタル修復補訂版2018
デジタルリマスター監修:小笠原 清、杉山捷三
アーカイブコーディネーター:水戸遼平/フィルムインスペクション:千陽裕美子
デジタルレストレーション:黒木 恒、高橋奈々子、森下甲一/カラリスト:阿部悦明/音調調整:浦田和治
協力:独立行政法人国立映画アーカイブ、株式会社IMAGICA Lab.
サウンドデザイン ユルタ、豊国印刷、バーミンガム・ブレーンズ・トラスト
特別協力:芸游会

企画・製作・提供:講談社
配給:太秦

1983年/日本/モノクロ/DCP/5.0ch/277分

※事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。