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八重山諸島から照射する沖縄本土復帰50年のイマ

1F ホール

2022.8.98.14

  • お問い合せ:株式会社ムーリンプロダクション TEL : 098-996-2898
  • 上映期間:2022年8月9日(火)~8月14日(日)

■上映作品・上映スケジュール ※詳細はこちらをご覧ください。

『緑の牢獄』※「UDCast」対応作品
『ヨナグニ~旅立ちの島~』
『ばちらぬん』

■料金
●当日券(座席指定券)各作品共通
○ 一般 1,800円
○ 学生(大学・専門学校生)、高校生 1,500円
○ 中学生以下(3歳以上)、シニア(60歳以上)、障害者手帳をお持ちの方(介護者2名まで)1,200円
※3歳未満のお子様に座席が必要な場合は料金(中学生以下)をいただきます。(保護者のお膝の上でのご鑑賞の場合は無料)

各種割引: 以下の方は当日料金が割引になります。
○ 当館で開催の展覧会、映画の半券提示(半券1枚につき一回の割引) 1,500円
○ 当館年間パスポート提示(同伴者1名まで) 1,500円
○(公財)東京都歴史文化財団が管理する施設の友の会会員証・年間パスポート提示 1,500円
○ MIカード(三越伊勢丹グループのクレジットカード)およびMIカードプラス[但し、MIカード(スタンダード)を除く。]提示 1,500円
○ JRE CARD(クレジットカード)提示 1,500円
○ 夫婦50割引(どちらかが50歳以上でお二人揃ってご購入の場合) 2人で 2,400円
○ 当館が発行する映画優待割引券(支援会員)提示 1,500円
※各種割引をご利用の際は証明書をご提示ください。

・全席指定
・各回定員入替制/立ち見不可/事前予約不可
・ご鑑賞当日午前10:00より、その日の全ての上映回について受付を開始いたします。
・満席の場合、ご入場をお断りいたしますので、予めご了承ください。
・開場は各上映開始時間の10分前を予定しています。


国境の島として知られる日本最西端“与那国島”や、2021年に世界自然遺産に登録された“西表島”など、12の有人島と多くの無人島からなる島嶼群――八重山(やえやま)諸島。地理的には沖縄の中心都市である那覇から400km以上も離れて位置しており、そのために沖縄本島とは異なる独自の歴史と、独特の文化を形成してきた。
2021年、沖縄本土復帰50周年という節目を前に八重山を舞台としたドキュメンタリー映画・劇映画が偶発的に誕生した。監督たちも個性的だ。台湾からの密入国者の一生を捉えた台湾人監督、忘れ去ろうとしている島の言葉にフィクションの力で向き合った島出身の新人監督、それに対して現実を切り取ることで言語の消失危機を描こうとした欧州の二人組監督。どの作品もどの監督も国境の島としての影響によって生じた歴史的文化的影響を色濃く表現した。沖縄という枠組みを超えた異なる歴史を持つ西表島と与那国島を描いた作品をこの機会にご覧ください。

■上映作品
『緑の牢獄』
©Moolin Films, Ltd./ Moolin Production, Co., Ltd.
©Moolin Films, Ltd./ Moolin Production, Co., Ltd.

瞳の奥に眠るのは、今も消えぬ炭鉱の記憶。

かつて10歳で台湾から炭鉱のある沖縄・西表島へ渡り、以後80年以上島に住み続けた一人の老女。
彼女の人生の最期を追いかけて浮かび上がる、家族の記憶と忘れ去られた炭鉱の知られざる歴史。

■Story
沖縄県西表島、緑のジャングルにおおわれた美しい島。その北西部に位置する地区には炭鉱が存在した。かつての炭鉱を眺める位置に住む一人の女性、橋間良子さん。彼女は西表炭鉱の台湾人関係者で島に残る最後の一人だった。彼女の証言や生活を追ううちに、知られざる西表炭鉱の記憶と八重山の台湾移民の閉ざされた歴史が垣間見えてきた。
なぜ彼女はただ一人、島に残り続けるのか。そして隣に間借りする謎のアメリカ人青年。美しくもどこか暗さを残すかつての炭鉱たち。現在の映像に加えて、歴史アーカイブ、そして再現映像を交えて一つの家族の歴史を描き出す。

監督:黄インイク
配給:株式会社ムーリンプロダクション、株式会社シグロ
2021年/日本・台湾・フランス/日本語・台湾語/ドキュメンタリー/カラー/5.1ch/101分

『緑の牢獄』公式ホームページはこちら→https://green-jail.com/

【バリアフリー上映について】
■音声ガイド・字幕ガイド上映
「緑の牢獄」は、UDCast方式による音声ガイド及び字幕ガイド(バリアフリー字幕)をご利用いただけます。
※UDCast(ユーディーキャスト)とは、スマートフォンなどの端末を使って字幕の表示や音声ガイド再生等を行うことのできる無料アプリケーションです。
UDCastの詳細はこちら
UDCast「緑の牢獄」の詳細はこちら

UDCastをご利用のお客様へ
・ご鑑賞は後方の座席限定となります。 あらかじめご了承ください。
・「UDCast」アプリをインストール済みの携帯端末と、イヤホン(音声ガイド利用の場合)をご持参ください。
 (メガネ機器を含めた携帯端末、イヤホン等の機器の貸出は行っておりませんので、ご注意ください。)
・一部Android端末には「UDCast」アプリに非対応の機種がありますので、事前に動作確認をお願いいたします。



『ヨナグニ~旅立ちの島~』
 ©2021YONAGUNI
©2021YONAGUNI

失われゆく文化、甘酸っぱい青春。欧州からの視線で見据えた日常の島。

■Story
沖縄県与那国町、この島には高校がない。若者たちは中学卒業とともに一度は島を離れることになる。別れと再会を予感しながら、学校生活や豊かな自然で戯れる放課後、思春期の本音が漏れる会話を通して多感な10代の日々が映し出される。そして、失われつつある島の言葉「どぅなんむぬい(与那国語)」や伝統文化がゆっくりと若い世代へと受け継がれる様子が描かれる。

本作の監督、イタリア出身の映像作家アヌシュと、写真家ヴィットーリオのコンビが与那国島に初めて訪れたのは2018年。最初の滞在時に“少数言語の消滅”というワードの裏側には、一つの世界がが消滅することだと二人は気付く。その言語を話す人が少なくなり、その言葉で表されていたはずの風景、文化、関係性もまた変化せざるをえない局面を迎えていた。二人は消失の危機にあるコミュニティの痕跡を3年間にわたり記録。そうした中で映画のカメラが向けられたのは“日本語”を喋る14歳の少年少女たち。我々が頭の中で描いてきた日本の国境的な与那国像とは打って変わり、島の日常をありのまま描き出す。

監督:アヌシュ・ハムゼヒアン、ヴィットーリオ・モルタロッティ
配給:株式会社ムーリンプロダクション
2021年/フランス/日本語・与那国語/カラー/5.1ch/74分

『ヨナグニ~旅立ちの島~』公式ホームページはこちら→https://yonaguni-films.com/yonaguni/


『ばちらぬん』
©Moolin Films, Ltd./ Moolin Production, Co., Ltd.

いつでも、どこでも、島の声が聞こえる――新世代が描く「どぅなん」のいま。

■Story
与那国に積み重ねられた歴史や文化と、今そこにいない監督自身の物語。監督の故郷である与那国島の日常や、祭事を取材したドキュメンタリー映像と、花、果実、骨、儀式などをモチーフに幻想的に描かれたフィクションの世界が交差しながら物語は進む。大きな時間に個人の経験を重ねることで、そこにいた人々の人生も想像させる。フィクションやドキュメンタリーの枠を超えた、土地と人々の物語でもある。与那国島の言葉で「ばちらぬん」は「忘れない」という意味をもつ。

「映画の新しい才能の発見と育成」をテーマに掲げる世界最大の自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル」のPFFアワードグランプリを獲得。地元沖縄で行われた期間限定上映では、弱冠23歳の新人監督が作った自主映画としては異例の連日満員を記録。ドキュメンタリーとファンタジーを掛けあわせたような情景、島の生命力溢れる映像美、監督自身が演者となり、全編与那国語で話されることが大きな話題を呼んだ。

監督:東盛あいか
配給:株式会社ムーリンプロダクション
2021年/日本/日本語・与那国語/カラー/5.1ch/61分

『ばちらぬん』公式ホームページはこちら→https://yonaguni-films.com/bachiranun/

関連イベント

トークイベント
2022年8月13日(土) 『ばちらぬん』13:00の回上映後~ 登壇者:山本芳美氏(都留文科大学文学部教授)、東盛あいか監督  終了致しました
2022年8月13日(土) 『ヨナグニ~旅立ちの島~』15:20の回上映後~ 登壇者:東盛あいか監督  終了致しました
2022年8月14日(日) 『緑の牢獄』13:00の回上映後~ 登壇者:西亮太氏(中央大学法学部准教授)、八尾祥平氏(東京大学大学院総合文化研究科特任研究員)  終了致しました
2022年8月14日(日) 『ばちらぬん』16:00の回上映後~ 登壇者:藤田ラウンド幸世氏(横浜市立大学客員研究員)、東盛あいか監督  終了致しました

『ばちらぬん』の東盛あいか監督をはじめ、八重山諸島の歴史・文化に精通している研究者の方々をゲストにお招きしてトークイベントを開催します。

※ご参加は、当日の上映回のチケットをお持ちの方が対象です。
※上映終了後、準備が整い次第、トークイベントを開始いたします。
※イベントは諸般の事情により変更することがございます。
※事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。