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東京都写真美術館 TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM

開館時間 10:00-18:00

入館は閉館時間の30分前まで

上映は1Fの上映時間を参照

本日は開館しております(10:00-18:00)

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〈ミュージアム・オブ・チャンス〉2013年 2つのチーク材構造物 アーカイバル・ピグメント・プリント
2F

総合開館20周年記念
ダヤニータ・シン

インドの大きな家の美術館

2017.5.207.17月・祝

  • 開催期間:2017年5月20日7月17日月・祝
  • 休館日:毎週月曜日(ただし7月17日[月・祝]は開館)
  • 料金:一般 800(640)円/学生 700(560)円/中高生・65歳以上 600(480)円  ※ ( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引、当館年間パスポートご提示者(ご利用案内をご参照ください)/ 小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料


今、世界で最も活躍の著しい写真家のひとり、ダヤニータ・シン。東京都写真美術館は総合開館20周年記念展として彼女の展覧会を開催いたします。 欧米雑誌のカメラマンとしてキャリアを開始したダヤニータ・シンですが、徐々に外国人が望むエキゾチックで混沌とした貧しいインドのステレオタイプなイメージに疑問を持ち、1990年代後半にフォトジャーナリストとしての仕事を完全に辞め、アーティストとしての活動を開始します。
ダヤニータ・シンの作品は視覚的な小説とも呼べるような、ドキュメンタリーとフィクション、夢と現実、不在と実在が綯い交ぜになったユニークな世界を展開しています。近年は移動式の「美術館」を考案し、全体を〈インドの大きな家の美術館(Museum Bhavan)〉と名付けました。詩的で美しい世界のなかに、現代写真・美術が抱える美術館システムやマーケット等の問題、現代社会におけるセクシュアリティや、格差、階級、ジェンダー、アーカイブ、情報等の様々な問題が示唆されています。また、従来の写真や写真集という概念を軽々と超えて、写真というメディアの新たな可能性を切り開いています。彼女の作品は今後の写真のあり方を考える上でも示唆に富むものです。

本展覧会は、ダヤニータ・シンの初期の代表作〈マイセルフ・モナ・アハメド〉(1989-2000年)、〈第3の性(ポートフォリオ)〉(1991-93年)、〈私としての私〉(1999年)から、転機となった〈セント・ア・レター〉(2007年)を導入部に、最新作を含むダヤニータ・シンの「美術館」を日本初公開いたします。 日本の美術館では初の個展となるダヤニータ・シンの世界をご堪能ください。

ダヤニータ・シン
ダヤニータ・シン  1961年、ニューデリー生まれ。1980年から86年までアーメダバードの国立デザイン大学に学び、1987年から88年までニューヨークの 国際写真センター(ICP)でドキュメンタリー写真を学んだ。その後8年間にわたり、ボンベイのセックスワーカーや児童労働、貧困など のインドの社会問題を追いかけ、欧米の雑誌に掲載された。『ロンドン・タイムズ』で13年にわたりオールド・デリーを撮り続け、 『マイセルフ・モナ・アハメド』(2001年) として出版。1990年代後半にフォトジャーナリストとしての仕事を完全に辞め、インドの 富裕層やミドル・クラスへとテーマを転じた。ヴェネチア・ビエンナーレ(2011年、2013年)やシドニー・ビエンナーレ(2016年)など の数々の国際展に招聘されている。京都国立近代美術館と東京国立近代美術館の「映画をめぐる美術-マルセル・ブロータースから 始まる」展(2013年~14年)に出品。



〈マイセルフ・モナ・アハメド〉より 1989-2000年 ゼラチン・シルバー・プリント  東京都写真美術館蔵


〈ミュージアム・オブ・チャンス〉より  2013年  アーカイバル・ピグメント・プリント 作家蔵


ノニー・シン〈リトル・レディース・ミュージアム-1961年から現在まで〉より  2013年  
アーカイバル・ピグメント・プリント 作家蔵
上はモナ・アハメド、下はダヤニータ・シン


〈私としての私〉より 1999年 ゼラチン・シルバー・プリント 京都国立近代美術館蔵


NHK Eテレ「日曜美術館」のアートシーン(展覧会情報)で本展が紹介されます。
放映日時:2017年6月11日(日)あさ9時~ (アートシーンは9時45分~10時)
再放映日時:2017年6月11日(日)よる8時~(アートシーンは8時45分~9時)
※番組は都合により変更される場合があります。
番組のホームページはこちら


ミュージシャンのU-zhaan(ユザーン)さんに本展をご鑑賞いただきました。
本展覧会レポートとともに関連企画の「インド古典音楽ライブ」の様子が、CINRA.NETに紹介されました。
記事の詳細はこちら

□主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館/朝日新聞社
□協賛:東京都写真美術館支援会員/凸版印刷/資生堂
□協力:全日本空輸

関連イベント

講演会 ダヤニータ・シン
2017年5月20日(土) 18:00~19:30  終了致しました
作家が自らの作品について語ります
出演 ダヤニータ・シン(出品作家)
会場 東京都写真美術館1階ホール
定員 190名(整理番号順入場/自由席)
入場無料(要入場整理券)※当日10:00より1階ホール受付にて入場整理券を配布します
U-zhaan(ユザーン)×新井孝弘 インド古典音楽ライブ
2017年5月27日(土) 15:00~16:00  終了致しました
ダヤニータ・シンが生涯の師と仰ぐ、世界的なタブラ奏者ザキール・フセインに師事したユザーン氏と、インド在住の新井孝弘氏による北インドの伝統音楽をお楽しみください。
出演   U-zhaan (タブラ奏者)、新井孝弘 (サントゥール奏者) 
会場 東京都写真美術館 1階ホール
定員 190名(整理番号順入場/自由席)
入場無料 (要入場整理券)※当日10:00より1階ホール受付にて入場整理券を配布します (お一人様2枚まで)
イベントチラシはこちら
U-zhaan公式ホームページはこちら

講演会 畠山直哉
2017年7月7日(金) 18:00~19:30  終了致しました
同時代を疾走する写真家・畠山直哉が、朋友ダヤニータ・シンの作品について語ります
出演 畠山直哉(写真家)
会場 東京都写真美術館1階ホール
定員 190名(整理番号順入場/自由席)
入場無料(要入場整理券)※当日10:00より1階ホール受付にて入場整理券を配布します
担当学芸員によるギャラリートーク
2017年5月26日(金) 14:00~  終了致しました
2017年6月9日(金) 14:00~  終了致しました
2017年6月23日(金) 14:00~  終了致しました
2017年7月14日(金) 14:00~  終了致しました
会期中の第2、第4金曜日14:00 より、担当学芸員による展示解説を行います。
展覧会チケット(当日消印)をご持参のうえ、2階展示室入口にお集まりください。

※事業はやむを得ない事情で変更することがございます。

展覧会図録

ダヤニータ・シン インドの大きな家の美術館
主な出品作品図版、作家略歴、展覧会担当学芸員のテキスト、出品リスト等を掲載
編集・発行:東京都写真美術館、140頁、2,300円(税込)

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