本日休館日

うつゆみこ《岡崎おうはんコンゴウインコ》2022年 インクジェット・プリント ©Yumiko Utsu
3F 展示室

見るまえに跳べ

日本の新進作家vol.20 

2023.10.272024.1.21

  • 開催期間:2023年10月27日2024年1月21日
  • 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始
  • 料金:一般 700(560)円/学生 560(440)円/中高生・65歳以上 350(280)円 ※( )は有料入場者20名以上の団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、年間パスポートご提示者(同伴者1名まで)、各種カード会員割引料金年間パスポートご提示者は割引または無料(回数上限あり)。小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)、第3水曜日は65歳以上無料。※各種割引の併用はできません。

東京都写真美術館では、2002年より写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘するとともに、新たな創造活動を紹介することを目的として「日本の新進作家」展を開催してきました。20回目となる本展では、5人の作家を取り上げ、不確かな時代を生き抜くための原動力を探ります。
21世紀に入り、アメリカ同時多発テロ、東日本大震災、新型コロナウイルスの感染拡大、ロシアによるウクライナ侵攻等、私たちの日常を揺るがす大きな出来事が起こっています。明日への不確かさは、人々を不安にさせ、心に迷いを生じさせ、新しいことへ挑戦する気持ちを後退させてしまいます。私たちは、間違えを恐れ、萎縮し、まるで「一万メートルの深海のような深い孤独」(W.H.オーデン)に陥っているかのようです。このような心の強ばりは、どのように解きほぐすことができるのでしょうか。
本展では、この「深い孤独」と向き合い、独自の方法で写真作品によって、生きるための原動力の在処を示す5人の作家をご紹介します。孤独の中にありながらも、人とのつながりを手繰り寄せようとする彼らの作品は、私たちのかたくなな心を溶かし、人生の豊かさとは何かを思い出させてくれることでしょう
―見るまえに跳べ― 私たちいつもそのように歩んできたはずです。

出品作家
うつゆみこ|Yumiko Utsu[1978-]
淵上裕太|Yuta Fuchikami[1987-]
星玄人| Haruto Hoshi[1970-]
夢無子|Mumuko[1988-]
山上新平|Shimpei Yamagami[1984-]


うつゆみこ《岡崎おうはんコンゴウインコ》2022年 インクジェット・プリント ©Yumiko Utsu


淵上裕太〈上野公園〉より 2020-2023年 ©Yuta Fuchikami


星玄人《東京都港区西麻布》2019年 ©Haruto Hoshi


夢無子《戦争だから、結婚しよう!》2022-2023年 ©mumuko


山上新平〈Epiphany〉より 2019年 ©Shimpei Yamagami

※事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。

主 催|公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館、東京新聞
協 賛|東京都写真美術館支援会員