本日は開館しております(10:00-20:00)

Matthew Barney, Redoubt, 2018. Production still. © Matthew Barney,
courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels, and Sadie Coles HQ, London. Photo: Hugo Glendinning
Matthew Barney, Redoubt, 2018. Production still.
© Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels, and Sadie Coles HQ, London. Photo: Hugo Glendinning

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マシュー・バーニー『リダウト』プラス

1F ホール

2022.8.169.4

  • 公式ホームページ → https://www.redoubtplus.com/

  • お問い合せ:トモ・スズキ・ジャパン TEL:090-8819-4675 mail@tomosuzuki.com
  • 上映期間:2022年8月16日(火)~9月4日(日)
  • 休映日:2022年8月22日(月)、29日(月)、9月1日(木)

■上映作品・上映スケジュール
※詳細はこちらをご覧ください。

■チケット
●前売券
販売窓口:ライブポケット
※前売券は電子チケットのみの取り扱いとなります。
※前売券が指定の枚数に達した場合、当日券の販売はございません。
※『クレマスター』サイクル全5作通し券は、8月28日(日)、9月3日(土)の画面で販売しています。
※電子チケット購入についての注意事項等は、公式ホームページをご覧ください。

●前売券・当日券料金
○ 『リダウト』、『クレマスター2』、『ブンミおじさんの森』 各1,600円
○ 『クレマスター1』、『クレマスター4』、『クレマスター5』 各1,200円
○ 『クレマスター3』、『拘束のドローイング9』 各1,800円
○ 『クレマスター』サイクル全5作通し券 5作品で7,000円
○ 『星のオルフェウス』、『はじまりへの旅』、『ウルフウォーカー』 各800円

●ゲストトーク付き上映前売券・当日券料金
○ 8月19日(金)ゲストトーク付き上映『ウルフウォーカー』 1,300円
○ 8月20日(土)ゲストトーク付き上映『拘束のドローイング9』 1,800円
○ 8月24日(水)ゲストトーク付き上映『リダウト』 1,600円
○ 8月26日(金)ゲストトーク付き上映『星のオルフェウス』 1,300円
○ 8月27日(土)ゲストトーク付き上映『ブンミおじさんの森』 1,600円

●各種割引:当日券を販売の場合、 以下の方は料金が割引になります。※前売券には適用されません。
○ 当館で開催の展覧会、映画の半券提示(半券1枚につき一回の割引) 300円引き
○ 当館年間パスポート提示(同伴者1名まで) 300円引き
○ 当館が発行する映画優待割引券(支援会員)提示 300円引き
※各種割引をご利用の際は証明書をご提示ください。

・全席指定/各回定員入替制/立ち見不可
・ご鑑賞当日午前10:00より、その日の上映回について受付を開始いたします。
・満席の場合、ご入場をお断りいたしますので、予めご了承ください。
・開場は各上映開始時間の10分前を予定しています。


銅板を彫り、水槽に浸し、電気めっき加工するアート作品を発表した現代美術家、マシュー・バーニーの作品を特集上映します。その制作過程をフィクションとして描いたフィルム『リダウト』(2018年)を、古代ローマ神話、オオカミの神秘、サバイバリストなど、同作に通底する関連4作品とともに上映。
今や伝説となったマシュー・バーニーの旧作『クレマスター』サイクル全5作(1994年-2002年)と『拘束のドローイング9』(2005年)も並映します。

■上映作品
マシュー・バーニー『リダウト』
Matthew Barney, Redoubt, 2018. Production still. © Matthew Barney,
courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels, and Sadie Coles HQ, London. Photo: Hugo Glendinning
Matthew Barney, Redoubt, 2018. Production still.
© Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels, and Sadie Coles HQ, London. Photo: Hugo Glendinning
Matthew Barney, Redoubt, 2018. Production still. © Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels, and Sadie Coles HQ, London. Photo: Hugo Glendinning
Matthew Barney, Redoubt, 2018. Production still.
© Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels, and Sadie Coles HQ, London. Photo: Hugo Glendinning

人里離れたアイダホの雪山で、銅板にエッチングする男。彼は動物を追っているのか、それとも何者かに追われているのか?古代ローマ神話「ディアナとアクタイオン」における狩猟の女神が、自ら銃を持ち同じ雪山で獲物を探しているが…。

制作・脚本・監督・出演:マシュー・バーニー
音楽:ジョナサン・べプラー
撮影監督:ペーター・シュトリートマン
編集:キャサリン・マケリー
出演:アネット・ワクター(ディアナ)、エレノア・バウアー(コーリング・ヴァージン)、ローラ・ストークス(トラッキング・ヴァージン)ほか
配給:トモ・スズキ・ジャパン
後援:アメリカ大使館
協力:Matthew Barney、Gladstone Gallery New York and Brussels、Angie Naoko
2018年/アメリカ/134分03秒/台詞なし(音楽のみ)/DCP/原題:REDOUBT


マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』
Matthew Barney, Drawing Restraint 9, 2005. Production still. © Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels. Photo: Chris Winget
Matthew Barney, Drawing Restraint 9, 2005. Production still.
© Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels. Photo: Chris Winget

捕鯨母船の日新丸に「西洋の客人」とされる男女が迎え入れられた。船の甲板では、ワセリンの巨大彫刻から一部が取り除かれた。身体を拘束していた負荷が消えたのだ。男女は官能的になり、やがて身体が退化してゆく。

脚本・監督・出演:マシュー・バーニー
音楽・出演:ビョーク
撮影:ピーター・ストライトマン
衣装:村上美知瑠
配給:トモ・スズキ・ジャパン
後援:アメリカ大使館
協力:Matthew Barney、Gladstone Gallery New York and Brussels
2005年/アメリカ/135分/日本語・英語・アイスランド語/35mm/原題:Drawing Restraint 9


マシュー・バーニー『クレマスター』サイクル全5作品
Matthew Barney, Cremaster3, 2002. Production still. © Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels. Photo: Chris Winget
Matthew Barney, Cremaster3, 2002. Production still.
© Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels. Photo: Chris Winget
Matthew Barney, Cremaster4, 1994. Production still. © Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels. Photo: Michael James O’Brien
Matthew Barney, Cremaster4, 1994. Production still.
© Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels. Photo: Michael James O’Brien

『クレマスター1』
アイダホ州ボイシ。アメフトのコート上でラインダンスが繰り広げられている。上空には飛行船が2機。両機の中央にはテーブルがあり、下で繋がっていた。そこに女神「グッドイヤー」が潜んでいたのだ。
1995年/アメリカ/40分30秒/台詞なし(音楽のみ)/35mm/原題:Cremaster 1 ※当館ではDCPでの上映となります。

『クレマスター2』
ユタ州近郊。仮釈放中のゲイリー・ギルモアは、1996年型マスタングでガソリンスタンドに立ち寄る。そこで従業員を銃殺。死刑が宣告された。祖母のフェイは時空を超えて「脱出の名人」たるハリー・フーディーニの元に行く。
1999年/アメリカ/79分/わずかな英語(日本語字幕なし)/35mm/原題:Cremaster 2 ※当館ではDCPでの上映となります。

『クレマスター3』
ニューヨーク。クライスラー・ビル最上階で、ヒラム・アビフが設計をしていた。下階の見習い職人が上階までセメントを運ぶが、上手くいかない。彼はゾンビの凝縮エキスを奥歯に注入され変身。すると、グッゲンハイム美術館に移っていた。
2002年/アメリカ/182分(途中休憩あり)/台詞なし(音楽のみ)/35mm/原題:Cremaster 3 ※当館ではDCPでの上映となります。

『クレマスター4』
アイリッシュ海マン島。公道レースの聖地でサイドカー2台がスタートする。桟橋の家には、白スーツのロフタン子羊。まだ角が生える前の未成熟な彼はタップダンスをつづけるうち、海に落下してしまう。
1994年/アメリカ/42分16秒/台詞なし(サウンドのみ)/35mm/原題:Cremaster 4 ※当館ではDCPでの上映となります。

『クレマスター5』
夜のブダペスト。黒マントのマジシャンが馬で鎖橋へ向かう。豪華なオペラ座では黒服の「鎖の女王」が着座。ブダペスト交響楽団の演奏が始まる。すると、ディーヴァが舞台の額縁を登り始めた。
1997年/アメリカ/54分30秒/台詞なし(音楽のみ)/35mm/原題:Cremaster 5 ※当館ではDCPでの上映となります。

脚本・制作・監督:マシュー・バーニー
配給:トモ・スズキ・ジャパン
後援:アメリカ大使館
協力:Matthew Barney、Gladstone Gallery New York and Brussels


■関連作品
サンリオ映画『星のオルフェウス』
配給:サンリオ
配給:サンリオ

勇敢な狩人のアクタイオンは、忠実なスパルタ犬を連れて狩りに精を出していた。ある日、女神アルテミスの神域に入り、裸で水浴する姿を見てしまう。女神の怒りにふれたアクタイオンは、臆病な鹿に変えられた。ほか4つの物語で構成。

製作総指揮:辻信太郎(サンリオ創業者)
配給:サンリオ
1979年/アメリカ・ 日本/80分/日本語/70mm ※当館ではDVDでの上映となります。


アピチャッポン・ウィーラセタクン監督作『ブンミおじさんの森』
©Kick the Machine Films 配給:ムヴィオラ
©Kick the Machine Films 配給:ムヴィオラ

タイ東北地方の村。腎臓の病で死が迫るブンミおじさんは、親しい仲間を呼び寄せた。夕食中、死んだ妻が亡霊のごとく現れ、行方不明の息子が猿人として戻ってきた。死を覚悟したブンミおじさんは、ついに森へと入ってゆく。

製作・脚本・監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン
音響:清水宏一
配給:ムヴィオラ
2010年/イギリス・タイ・ドイツ・フランス・スペイン/114分/タイ語(日本語字幕)/DCP


ヴィゴ・モーテンセン主演 『はじまりへの旅』
©2016 CAPTAIN FANTASTIC PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED. 「はじまりへの旅」 配給︓松⽵
©2016 CAPTAIN FANTASTIC PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED. 「はじまりへの旅」 配給︓松⽵

父と6人の子は、現代文明に触れず森で暮らしていた。ホームエデュケーションで子どもたちは6ヶ国語を操り、体力はアスリート並み。ある日、入院していた母が亡くなり、一家は葬儀のため街へと旅に出るが…。

監督・脚本: マット・ロス
配給:松竹
2015年/アメリカ/119分/英語(日本語字幕)/DCP


日本語吹替『ウルフウォーカー』
©WolfWalkers 2020 配給:チャイルド・フィルム
©WolfWalkers 2020 配給:チャイルド・フィルム

中世アイルランドの町。イングランドからオオカミ退治でハンターがやってきた。娘のロビンはひとり森の中に入っていく。そこで、オオカミと人間がひとつの体に共存する「ウルフウォーカー」と友だちになり…。

監督:トム・ムーア、ロス・スチュアート
日本語吹替キャスト:新津ちせ(ロビン)、池下リリコ(メーヴ)、井浦新(ビル)
配給:チャイルド・フィルム
後援:駐日アイルランド大使館
2020年/アイルランド・ルクセンブルク/103分/英語(日本語吹替)/DCP

関連イベント

トークイベント
2022年8月19日(金) 18:00『ウルフウォーカー』上映後  終了致しました
ゲスト:角田裕志(オオカミ研究家、埼玉県環境科学国際センター自然環境担当/生物多様性保全担当)
聞き手:武村貴世子(ラジオDJ)
 
2022年8月20日(土) 13:30『拘束のドローイング9』上映後  終了致しました
ゲスト:村上美知瑠(衣装作家、マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』衣装担当)
 
2022年8月24日(水) 17:30『リダウト』上映後  終了致しました
ゲスト:砂山典子/SNATCH(ダンサー、パフォーマンスアーティスト)
 
2022年8月26日(金) 18:00『星のオルフェウス』上映後  終了致しました
ゲスト:藤村シシン(古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家)
聞き手:岡崎優子(編集者)
 
2022年8月27日(土) 17:30『ブンミおじさんの森』上映後  終了致しました
ゲスト:清水宏一(サウンド・デザイナー、アピチャッポン監督作品サウンド担当)

※トークイベントへのご参加は、当日の上映回のゲストトーク付きチケットをお持ちの方が対象です。
※上映終了後、準備が整い次第、トークイベントを開始いたします。
※イベントは諸般の事情により変更することがございます。
※事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。