本日は開館しております(10:00-18:00)
夏・魚しました 1990年(c)藤城清治

“夏・魚しました” 1990年(c)藤城清治


B1F 展示室

藤城清治の世界 光と影のシンフォニー

2004.7.179.5

  • 開催期間:2004年7月17日9月5日
  • 休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)
  • 料金:一般 1,200(1,000)円/学生 800(700)円/小中高生・65歳以上 600(500)円
  • ※各種カード割引あり

( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、上記カード会員割引(トワイライトカードは除く)/ 小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料

光と影で表現する絵画『影絵』。その影絵を芸術として広く浸透させた作家・藤城清治。カルピスのマークやテレビの天気予報で使われた影絵の作者といえば、 思い当たる人も多いでしょう。1924年、東京に生まれた藤城は、慶応義塾大学在学中に見たジャワ島の影絵人形劇に魅せられ、影絵の制作を開始。画家・猪熊弦一郎らに師事していた経験が、黒を生かしたモダンな作風につながったといわれています。以後、およそ半世紀にわたり、影絵の制作と影絵劇の制作・演出 を続けてきた氏の作品では、40年間続いた雑誌『暮らしの手帖』での影絵の連載など、いまも私たちの記憶に印象深く残るものばかり。童話の世界や郷愁を誘う風俗、景色を幻想的な色彩のシルエットなどが高く評価され、89年には紫綬褒章、95年には勲四等を受章しています。
本展では、作家本人の所蔵品を中心に、戦後間もない頃のモノクロ作品から最新作までの作品を選りすぐり、約100点を展示。どこか懐かしく、それでいて新鮮な気持ちを呼び起こす藤城清治が作る影絵の世界へとご案内いたします。


夢がとぶ 2002年※敬宮愛子様の誕生を祝って皇太子妃・雅子様に献上した作品です。

“ 夢がとぶ ” 2002年
※敬宮愛子様の誕生を祝って皇太子妃・雅子様に献上した作品です。



月輪に向かって  2002年
“月輪に向かって” 2002年


■主催 : 読売新聞社/美術館連絡協議会
■共催 : 東京都写真美術館
■協賛 : 花王株式会社/カルピス株式会社
■協力 : 藤城清治事務所/日本通運株式会社

<お問い合わせ>
ハローダイヤル/03-5777-8600